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住宅価格と年収について

何となくイヤですよね。年収の何倍までかっていうのは。確かにそれは現実的で安定した生活を送るために大切な基準なのかも知れませんが。
昔、初めてクルマを新車で買ったときのことです。会社に入ったばかりで給料も安かったけど(今も余り変わりませんが)、寮に入っていたので頑張って欲しかったクルマを買いました。


当然ローンでしたが、毎月の支払いが大丈夫か毎日毎日シミュレーションして結果ちょっと大変かも知れないとは思いましたが、思い切って買ったんです。


その時に自分に言い聞かせたのは、維持出来なかったら売ればいい、と言うものでした。これに気付いたとき、フッと気分が楽になったのをよく覚えています。
でもそのお陰でその後どんどんエスカレートし、常にクルマのローン生活にすっかり馴れてしまっている自分がいました。

家

それと住宅購入とは少し違うのかも知れませんが、安全な範囲というのはつまらないものです。この範囲内が安全だからその中で選ぼう、なんて選び方をすると、その住宅にはその内きっと飽きてしまいます。
自分の安全な範囲はこの辺だと思うけど、この住宅(マンション)は確かにそれを超えているけど是非ここに住みたい、という気持ちがあれば私は是非その住宅(マンション)を選ぶべきだと思います。
何十年も住むことになる部屋が、妥協の産物でなく自分の希望で選んだものにしたほうがいいと思うのです。


勿論、予算内に気に入った物件が見つかればいいですが、今の世の中、年収の何倍以内なんて選択の範囲が大きく制限されることになるのですから。
実際、ちょっと背伸びしてマイホームを購入しているという人が最も多く、安全ラインと危険ラインがほぼ同等というアンケート結果もあるようです。無理をしたくないけど、一生に一度の買い物だからという意識が働くのでしょう。


因みに、それまで賃貸で住んでいたマンションが何回目かの契約更新を迎えた時、つい魔が差して新築マンションのショールームで話を聞いたことがありました。
結婚した友人がマンション購入を考えているというので一緒に入ってみたんです。
すると、今住んでいる賃貸より広くて新しいマンションが、今の賃貸家賃と大して変わらない月々の支払いで買えそうではありませんか!


横で聞いていて、だんだんマンション購入を真剣に考え始めた自分がいました。冷静に考えれば、トータルで支払う金額は大きなものです。でもこのまま賃貸にいても結局同じ事です。
その内歳をとって仕事を定年になったとき、その時もまだ賃貸なんてイヤだと思いました。自分の城を残したい。そう思ったんです。年収の何倍なんて全然関係ありませんでした。


賃貸とマンション購入とどちらが得か、なんて話もありますが、最後はどうしたいかということだと思います。それに賃貸もマンションも結局どちらが得とも言えない、というのが大体の話の結論のようです。
今自宅に住んでいて、新たにマンション購入を考えている人は自分で家賃を払うという最初の基準がありませんので、安全な判断になるとは思います。


それまで家賃だけでなく電気水道ガス新聞電話代の全てを親任せだったとしたら、一気に負担が増える事になりますのでそれは仕方がありません。


でもそんな時は、一度賃貸で新しい環境に慣れることをお勧めします。最初から安全範囲のマンション購入では後で後悔すること自体にも気が付かないかも知らないからです。
堅実な生活設計をしてそれを守っている人はある意味素晴らしいと思います。私にはそれが出来ないだけですが、後悔もしないと思います。

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